こんにちは、こばりんです。
無在庫転売は仕入れ費用がかからないって聞いたんですけど、本当ですか?
無在庫転売は物販の中でも楽そうですよね?
『無在庫転売は仕入れ費用を抑える事ができるからやりやすそう』
という事を言う人が多いのですが、現実は逆です。
『高額なツール代や思ったより作業が多い』のが現実ですね。
目次
無在庫転売の仕組み
はじめに無在庫転売の仕組みについてお話します。
販売してから仕入れる
無在庫転売は無在庫というだけあって、在庫を持たずに販売します。
- ネットショップで販売する
- 売れる
- 他から仕入れる
- 購入者に送る
在庫を持ってないのにどうやって販売するかというと、
ネットショップ上で出品しておいて、
商品が売れた後に商品を別のショップから購入して、
購入者に送り届けます。
って思いますよね?笑
僕も初めてこれを知った時は、
そうなんです、この無在庫転売という仕組みは成立します。
法律では問題ないが、、
しかし、
無在庫転売は仕組みの問題はありません。
むしろこんな商売は他にも実在してますね。
売れてから商品を準備をする。
ユダヤの商法というのは売ってから商品を準備するみたいです。
しかし、ネットショップで無在庫転売が横行したことによって、
いくつかの問題が起こりました。
その問題については後ほどお話しますね。
メリット:仕入れ・販売
無駄な仕入れが少ない
無在庫転売の1番のメリットは売れてから販売するので、
無駄な仕入れが無い事です。
通常の物販だと仕入れてから販売するので、
先に在庫を抱える事になります。
先に在庫を抱えるということは、
売れるまでは自分のお金を出しているので、
手持ちのお金が減っているということになります。
ただ、このお金のリスクは最小限に抑える事ができます。
これについては別の記事でお話しています。
つまり、仕入れが先だと自分のお金を先に使う事になるので、
仕入れはなるべく失敗しないように気をつけなければいけません。
そのためにはツールをうまく利用する必要があります。
どんなジャンルでも売れる
他の物販も色んなジャンルを扱えますが、
売れてから仕入れるという点から、
はじめから幅広い商品を扱う事ができます。
また、無在庫転売は商品知識がほとんどなくても
問題ないのもメリットです。
興味のあるジャンルなど好きなように
販売できるのであまり飽きないと思います。
通常物販では仕入れてから販売するため、
ある程度ジャンルを絞っていた方がやりやすいので、
オールジャンルとはなりにくいです。
商品知識を必要とする所がありますので、
別の言い方でいうとその商品の専門家みたいな感じになります。
ここまでは無在庫転売のメリットについてお話してきましたが、
次からはデメリットについて話していきます。
デメリット:無在庫販売をやめた方がいい4つの理由
無在庫転売は売れてから仕入れるという最大のメリットがあるのですが、
その反面デメリットもあります。
ではデメリットについて解説していきます。
1:仕入れる時に在庫がない
無在庫転売あるあるですが、
仕入れ前に販売しているので売れた時に商品を仕入れようとするのですが、
売り切れの為、仕入れる事ができないケースがあります。
これはネットショップ上でやってはいけないルールです。
売れたのに在庫がないという事は時々はあるかもしれませんが、
『だったら最初から販売するなよ』ということになります。
それと無在庫転売が一時的に流行ったこともあり、
ネットショップの運営側で禁止ルールとなった経緯もあります。
このように『売れてから在庫ありません』という事になった場合、
もしくは繰り返した場合は運営側から何かしらのペナルティがあります。
ちなみに仕入れをネットショップだけでなく
リアル店舗から行っている人もいました。
正直、得策ではないです・・・
さらに言うと、仕入れからすぐに商品が届けばまだいいですが、
一度、ネットショップで購入後、
自宅に送ってもらい、
商品確認して、梱包・発送します。
ですので、商品を手元に急いで欲しいお客さんには
販売できない事になります。
また商品を届けるのが遅くなるため
クレームの対象になることもよくあります。
2:粗利率が低い
販売と仕入れの価格差が小さい
無在庫転売は実は粗利が少ないという点があります。
物販の中でも少ない方だと思います。
おそらく10%ない商品がほとんどだと思います。
仕入れるタイミングの時に商品が値上がりしてる場合も
日常でありますので、
最悪、赤字の時もあります。
他の物販でも赤字はあるのですが、
無在庫転売はそもそも粗利率が低いので
赤字になると結構ダメージが大きいです。
どういうことかというと、
赤字を取り返すために1商品販売すれば元を取れる
という状態にならないからです。
例えば3000円の10%が粗利だとしたら300円です。
その3000円の商品が仕入れ値が500円高くなってしまった場合、
損失が500円となります。
この例の場合は2つ販売できて、元を取り戻す事ができます。
3:販売管理がめんどくさい
商品が売れたら、商品を他のネットショップから
仕入れて梱包してお客さんに発送します。
販売数が多くなればなるほど、
『仕入れて梱包して発送する』
という作業が大変になります。
例えば粗利500円の商品が1日10個売れたとします。
その日のうちに仕入れしないと
商品の発送が遅れてクレームに繋がるので、
すぐに仕入れ作業を行います。
商品の中にはすぐに届くものと届かないものがあるので、
そのあたりは商品に合わせての作業になります。
商品が届いたら、商品確認、梱包、発送をするので、
なかなか面倒な作業になるのは想像がつくと思います。
しかも粗利500円の商品が10個だとすると1日の粗利が5000円です。
無在庫転売でこれだけ粗利が取れたらまだいいですが、
僕の知っている人はもっと少ない粗利でした、、、
って心の中で思ってました笑
4:思ったより作業が多い
意外と知らないと思うのですが、
無在庫転売は無数の商品を販売します。
もちろん好きなジャンルも販売できますが、
それだけだと売り上げが立たないため、
いろんなジャンルを販売する必要が出てきます。
他の物販では商品リサーチをしますが、
無在庫転売は商品リサーチはほとんど必要ありません。
しかし、販売商品を何千としなければほとんど売り上げにならないです。
売り上げにならないと言うことは当然、
利益も生まれないので、経費だけが掛かってきて
儲かるどころの話ではなくなります。
また粗利率も低いため、
必然的に商品を何千と販売しなければ
せっかくの物販も赤字事業になってしまいます。
数が売れて初めて儲かるので、
無在庫転売はとりあえず販売数を多くしまくる
というのがポイントです。
まとめ:無在庫転売はオススメしない
- 無在庫転売の仕組み
- 仕入れる時に在庫がない
- 粗利率が低い
- 販売管理がめんどくさい
- 思ったより作業が多い
無在庫転売は販売前に商品在庫を抱えなくていい
というとても魅力的なメリットがあります。
しかし、その反面、それ相応のデメリットもあります。
思ったほどの利益につながらない割に、
クレームリスクがあったり、粗利率が低かったり、
販売管理がめんどくさかったり、
作業が多かったりと。
すでに他のネット物販の経験があれば、
この感覚はわかると思うので、
分かった上で無在庫転売をするのは問題ないです。
しかし、これからネット物販を始めようと思うなら、
リスクが高いということを理解しましょう。
それではまた!